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「口呑み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

口呑みの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
縮図」より 著者:徳田秋声
摘んだものだが、ブリキの乳搾りからそっと乳を偸んで呑み、空の時は牛の乳からじかに口呑みに呑んだりもした。彼女はよく川へ陥り、寒さに顫えながら這いあがると、棧橋か....
新釈諸国噺」より 著者:太宰治
ま開いておろおろ読み上げる者もあり、瓢箪を引き寄せ中に満たされてある酒を大急ぎで口呑みして、これを飲みのこしては死んでも死にきれぬ、からになった瓢箪は浮袋になり....