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口四
「口四〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口四の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石狩川」より 著者:本庄陸男
に道路を穿《うが》ちましょう、それらの交通路に面して、各戸に割りあてる地積は、間
口四十間の奥行百間、この反別は一戸当り一町三反三|畝《せ》余となし――」
「狭い....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の間柄であることはこの会話でも知れます。この話をしているところへ、 「お客様、山
口四郎右衛門様がおいでになりました」 「ナニ、山口殿が見えたと? それはちょうど....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
今ここにそのうちの信ずべき数行を引用してみよう。
「――四輪馬車代とや。人
口四千をいでざる小都市において何ぞそを用いんや。駅馬車および巡回の費用とや。まず....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
およそ八円で、配達と卸売りで五円、合計十三円でちょうど家賃と同格、新宿移転時は間
口四間で家賃二十八円、売上げは一日二十五円ないし三十円であった。 新宿移転後一....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
が新設されるまでずっとその位置にあった。 金座は、奥行き七十二|間《けん》、間
口四十六間の広大な地域をしめ、黒板塀をめぐらして厳重に外部と遮断し、入口のお長屋....
「アリゾナの女虎」より 著者:牧逸馬
市でも大騒ぎをしていると言うのだ。二人の犠牲者も、加害者のルウス・ジュッドも、人
口四万五千のフォニックス市で、仲なか顔の売れている連中なのだ。医師の妻が友達の女....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
るセントヘレナ島と、南アフリカ大陸との中間を航過す。同島は面積四十七方マイル、人
口四千人、大陸をさること最短距離一千百六十マイルあり。まことに絶海の孤島なり。よ....
「春心」より 著者:田中貢太郎
た。年老った婢は筍の傍へ往って蹲んだ。 「痴野郎だから、だめなんだ」 広巳は三
口四口続けて飲んだが、気が注いたようにしてまた耳をたてた。 松山と半ちゃんは、....
「特殊部落の人口増殖」より 著者:喜田貞吉
たのであるから、その比較が年とともに甚だしく違って来る。正徳五年に仮りに京都の人
口四十万余として、エタ一人で二百人の需用を受け持っていたものが、後には百人となり....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
を保有する事となった。その兵数も逐次増加して、傭兵時代の末期フリードリヒ大王は人
口四百万に満たないのに十数万の大軍を常備したのである。そのため財政的負担は甚大で....