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口広い
「口広い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口広いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
いたものですから大した骨折ではないとタカを括って引受けたらしいのです。ところが、
口広いお話ですが家元の装束と申しましても中々大層なものでね。先ず唐織から書き初め....
「狂歌師赤猪口兵衛」より 著者:夢野久作
暮し向きまで包み隠しのないところが、ハッキリとわかりまする」 「うむ。なかなかに
口広い事を申すのう」 「まったくで御座います。論より証拠、私はあの蔵元屋の台所な....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
みだね。実に人生|無上《むじょう》の愉快だね。自分の業務を愉快に楽しんでいるから
口広い事を言うようだけれども一年三百六十日一日として我が業務を怠った事がない。鴉....