口承[語句情報] »
口承
「口承〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口承の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
た。もちろん私どもの祖先は、いまだ文字を使っておらなかったから、その歌はもっぱら
口承されてうたわれたを持っているだけであった。 そうした頃の歌は、数かぎりなく....
「山の人生」より 著者:柳田国男
ことだけは、ほぼ疑いを容れざる日本の現実であった。ただしこれに関する近世の記録と
口承とは、甚だしく不精確であった故に最も細心の注意をもって、その誤解誇張を弁別す....