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口状
「口状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口状の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青年」より 著者:森鴎外
男に指図をする。送って来たらしい女学生風の少女に一人一人訓戒めいた詞を掛ける。切
口状めいた詞が、血の色の極淡い脣から凛として出る。洗錬を極めた文章のような言語に....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
者は腹ア立って、なに彼ばかりが女じゃアねえ、他から貰うと云うのだが、それを又謝り
口状を云って遣すなんざア惚れてるてえものは妙なもんでねえ」 此方の山三郎は封押....
「肌色の月」より 著者:久生十蘭
ものだから、この湖に吸込孔はあり得ないといった。言われてみれば、そのとおりで、火
口状の凹地に湛水《たんすい》した火口原湖に、水の湧く吸込孔などあるはずがない。石....