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口細
「口細〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口細の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「無惨」より 著者:黒岩涙香
二十二年七月五日区内築地三丁目十五番地先川中へ漂着仮埋葬済○人相○顔|面長き方○
口細き方眉黒き方目耳尋常左りの頬に黒|痣一ツあり頭散髪|身長五尺三寸位中肉○傷所....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
らアやぶれかぶれ、この上は今夜の中に御前を闇から闇へ消してしまってあとはお紋狐の
口細工で将軍さまをいいくるめ直そうって悪だくみだ、こいつあ大変、腕はなまくらでも....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
矢の催促をしたのみでなく、同時に種々と土岐や斎藤の機嫌をとった。三栖庄からして巨
口細鱗の鱸がとれたとて進献になると、先ずその一尾を東福寺の斎藤のもとにやった。富....
「桑の虫と小伜」より 著者:佐藤垢石
て語るのを聞くと、その日は餌のみみずが少なかったのだが、鈎を入れると、次から次へ
口細に取られてしまって、餌が一匹もなくなった。困り果てて、ぼんやり沼の面を眺めて....