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口語詩
「口語詩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口語詩の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「弓町より」より 著者:石川啄木
が、間違っているとは思えなかった。そうしてその人たちの態度には、ちょうど私自身が
口語詩の試みに対して持った心持に類似点があるのを発見した時、卒然として私は自分自....
「ペンクラブのパリ大会」より 著者:宮本百合子
なかろうか。 森山氏は「日本の詩はどうなるか」という論文の結論で、将来自由律の
口語詩が「思想的な文学の、より自由な開花が社会的に保証さるべき時代に於て著しく発....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
悲しむより、一般の詩壇について見る時、この失望は尚《なお》甚だしい。実に現にある
口語詩の大部分は、殆ど何等の音律的魅力を持っていない。だれの詩を見ても皆同じく、....
「性に眼覚める頃」より 著者:室生犀星
ガキも来た。 私はその選者の熱情に深い尊敬をもっていた。そのころ詩壇では新しい
口語詩の運動が起りかけていたが、流行を趁うことなき生一本なK・K氏の熱情にたいし....