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「口跡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

口跡の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
京のその頃」より 著者:上村松園
には浄瑠璃語りが人を集めてもいた。真似々々といって、その頃評判の伊丹屋や右団次の口跡を、芝居でやるその儘の感じを出して上手に真似る人がいた。ちょっと役者顔をした....
小説 円朝」より 著者:正岡容
《せりふ》めいた声音が聞こえてきた。 誰の声《こわ》いろも使えないらしく、誰の口跡《こうせき》にも似ていなかったけれど、芝居の台詞《せりふ》であることはすぐ分....