古事記[語句情報] » 古事記

「古事記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古事記の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ば、より明らかに原詩の面影を髣髴させることを得られるであろうと思われるのである。古事記や道徳教やの引用もわざとドイツ語をなるべく直訳した。そうした方が原著者の頭....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
時とすれば殆んど守護霊の再来と申しても差支ない位のものも少くないのでございます。古事記の神代の巻に、豐玉姫からお生れになられたお子様を、妹の玉依姫が養育されたと....
水の女」より 著者:折口信夫
、丹波道主王の女なり。瓊入媛と曰ひ、第五を竹野媛と曰ふ。(垂仁紀) この後が、古事記では、弟王二柱、日本紀では、竹野媛が、国に戻される道で、一人は恥じて峻淵に....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
く保存せられていた律文が、最初の形であった。これを散文化して、文字に記したのが、古事記・日本紀その他の書物に残る古代史なのである。だから成立の始めから、宗教に関....
人造物語」より 著者:海野十三
あるようなものの、その考えは、無論、人間の頭脳から発生したことは言うまでもない。古事記によると、我が国の神達は、盛んに国土を産み、いろいろ特殊の専門というか、技....
弓道中祖伝」より 著者:国枝史郎
け、また臂に伊都之竹鞆を取り佩き、弓の腹を握り、振り立て振り立て立ち出で給うと、古事記に謹記まかりある。これ弓箭の根元でござる」 「さらに問い申す重籐の弓は?」....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
お話が聞きたいな」 「来給え。僕がお父さんに話して置いてあげるよ。僕のお父さんは古事記と万葉集の講義が得意なんだ。僕はあまり気がないが、妹は好きで熱心に聴いてい....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
しかれども、奈良朝ころの人士は、早くすでにその事実を忘却したり。当時の著作なる『古事記』『日本紀』等には、景行天皇朝に日本武尊の経略し給える蝦夷の日高見国をも、....
土田さんの芸術」より 著者:上村松園
町辺に写生に通ったりしたものだったが落選したと聞いた。〈春山霞壮夫〉と題した作は古事記か何かにある神話で、珍しく時代物だった。確か私の〈人形遣い〉を出した年で、....
くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
ま谷蟆の事から、引いてクグツ(傀儡)の名義にまで一寸及んだ事であった。それには、古事記に少彦名命の事を知っておるものが久延毘古であり、その事を大国主神に申し上げ....
国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
など書いたのは、その呼び声のままに文字を当てたのであろうと。この事は本居翁も既に古事記伝において疑うておられる。 吉野の国巣、昔より久受と呼来たれども、此記の例....
間人考」より 著者:喜田貞吉
とあるのがこれで、「間人」ここに「ハシビト」また「ハジウド」と訓ませてある。次に古事記欽明天皇の条に、皇女間人穴太部王というお方があり、その「間人」を寛永板刊本....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
たりきれぎれの断片になったりしたにしても、記録の行われる時代まで持ち越されて、『古事記』や『日本書紀』や『古語拾遺』やのうちに、二百あまりも書きとどめられたこと....
古事記」より 著者:太安万侶
古事記 上の卷 序文がついています 序文 過去の時代(序文の第一段) ――古....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
ある。この「間人」の二字、古くハシヒトと訓ませてあるのであるが、奇態な事には、「古事記」に「間人穴太部王」とある欽明天皇の皇子の御名を、「日本紀」には「※部」す....