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「古事談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古事談の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
子にも弁護士業を禁ずることにせねばなるまい。 三七 処分可レ依二腕力一 「古事談」に次の如き一奇話が載せてある。 覚融《かくゆう》僧正臨終の時に、弟子共....
十二支考」より 著者:南方熊楠
》のごとし、士人磬神聖にして、光政寺を恋《した》うと語《うわさ》したとある。『続古事談』五に、経信大納言言われけるは、玄象という琵琶は、調べ得ぬ時あり、資通|大....
十二支考」より 著者:南方熊楠
と自白した。上に孫引きした『博物類纂』の支那方あたりから転出したと見える。 『続古事談』二に、古え狐を神とした社辺で狐を射た者あり、その罪の有無を諸卿が議した中....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
のとして、これを近づけるを欲しなかった。その史料は断片ながら多少は存している。『古事談』に、 俊明卿(宇治大納言隆国三男、大納言民部卿皇大皇后宮大夫源俊明、永....
憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
のである。役行者についで修験道で名高い泰澄に関係しても、また護法神の話が多い。続古事談四巌間寺の事の条に、 此の寺の護法袖を広げて受取りて、露塵異かりけりと、此....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
名として残っていたのが、後三条院の御時とかの火災に割れてしまったことは、たしか『古事談』に出ている。現在でも酒屋の酒造り、灘で蔵人とも百日男ともいう者を、トウジ....
書物を愛する道」より 著者:柳田国男
というものは実は少なく、しかも飛び飛びには珍らしく又感が深いのである。話を集めた古事談とか著聞集とか沙石集とかいう類ですら、片端から誰にでも読ませてよいというも....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
也。 などみえている坊主は、いずれも文字の如くその坊の主であらねばならぬ。『続古事談』に、奈良に説法をよくする僧綱が賊にあった話があるが、それにはその僧のこと....