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古事類苑
「古事類苑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古事類苑の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、ちょいとよみたいものも置いてあります。 文泉堂という本やがあってね、これは『
古事類苑』だの何だのの月賦販売者ですが、いろいろの名士のところへまわって歩く、妙....
「火葬と大蔵」より 著者:喜田貞吉
是養老の令なり。養老の令なる故、火葬の事ある筈なり。 と云っている。これに対して
古事類苑の案には、貞丈の説妥当ならずとし、古記の記事によれば、「其の地に予め一大....
「長吏名称考」より 著者:喜田貞吉
があった。東国でももとは長吏はエタの頭分のもので、長吏すなわちエタではなかった。
古事類苑引「我衣」に、「長吏とは手下あるなり」とある。「弾左衛門由緒書」に、「小....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
呼んだ場合が多い。文字に「半下」・「半物」・「半人」など書いてある。御老女衆記(
古事類苑官位部引)の大奥女中分限の条に、 一御切米四石、一御合力金弐両、一壱人扶....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
刊では直木全集の一部、中里|介山居士の武術神妙記、史林その他の雑誌に掲載の断片、
古事類苑の兵事部、国書刊行会本の武術叢書、井芹経平講話筆記など、机の高さにして三....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
「雍州府志」にはまた小島の事を記して、 者也。 とある。この事は「塩尻」(「
古事類苑」引)にも、 (これまた悲田院の部類、刑罰の時紙籏に罪状姓名を筆とる者)....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
といかなる連絡があるか、今これを明らかにしがたいが、奈良坂非人の記事のある左記『
古事類苑』に引く『佐藤氏所蔵文書』というものは、前引元亨の『東大寺文書』とともに....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
事に気がつかなかったのだ。 放免が囚人の放免されたものの名であることは、既に「
古事類苑」の案に、 放免は庁の下部なり。犯人の放免せられたるものを役して、追捕囚....
「河豚」より 著者:吉川英治
大草家料理書」に、ふぐ汁料理に、しきみの木、古屋の煤、堅く嫌うべし。とあるのは、
古事類苑や、その他の辞書類にも、よく転載してあるが、どうしても、河豚と、しきみの....