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古儀
「古儀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古儀の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
の時、奉幣祈願されし分社あり。いずれも史蹟として重要なる上、いわゆる熊野式の建築
古儀を存し、学術上の参考物たり。しかるにその多くは合祀で失われおわる。一、二を挙....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
疑望あり、豈《あに》いわんや旬朔《じゅんさく》をや、爾《なんじ》汝の家に還らば事
古儀に合わんと、妃曰くわれ穢虫《わいちゅう》の窟にありといえども蓮の淤泥《おでい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ぬ。
しかるに、この際、特に道庵先生に敬意を表するために、この廃《すた》れたる
古儀を復興して、十二分に「水祝い」をして上げたことと思えば腹も立てないではないか....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
り情緒はまたとあるまい。市に地下鉄が出来てから、この「闘牛場へいそぐ人の河」なる
古儀に幾分気分を殺ぐものがあるとは言え、それでもまだ、この日、支那青の空に火のか....