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「古典語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古典語の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
になります。もっともこれらの語については、まだ他に多少問題になる点もあり、また、古典語として「ぬ」「つぬ」「しぬぶ」など読むこともかなり久しい慣例となっています....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
。偶然か……それとも、レヴェズの美わしい夢想だ。言を換えて云えば、あの男の気高い古典語学精神なんだよ」と相変らず法水は、奇矯に絶した言を弄するのだった。「ところ....
明治二十四、五年頃の東京文科大学選科」より 著者:西田幾多郎
って机に坐ったままで低声で話された。ケーベルさんは始めて日本へ来て、日本の学生が古典語を知らないで哲学を学ぶということが、如何にも浅薄に感ぜられたらしい。私が或....
科学論」より 著者:戸坂潤
ったのだが、併し十八世紀後半に及んで、F・A・ヴォルフの学派によって、初めて一応古典語の意味を受け取るようになった。之は古典語学と古典語の解釈法とを意味したのだ....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
フィロロギーと呼び慣わされるようになったに過ぎない。しかもこのフィロロギーは主に古典語古典語の解釈法に止まっていて、まだ活きた言葉の研究ではなかったので、本当....
範疇の発生学」より 著者:戸坂潤
界を理論的に把握するために、もし古代的範疇を用いようとするならば、そこでは、丁度古典語を現代語に翻訳するように、範疇の翻訳が必要である。そうしないと現代的な世界....