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「古意〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古意の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
いるか、それから吾々が夫にどういう意味を発見するかは後にして、とに角漫然とした復古意識が今まず問題である。でそうした復古主義はつまり封建制への意識の延長であり、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ら発見するに至りました。 あれは申すまでもなく、盧照鄰《ろしょうりん》の「長安古意」の長詩の中の一句でありますが、何の意味となく誦していたところのものと、新た....
国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
三字の如きも、仙覚点の通り『クニスラ』と訓むべきもので、『クスドモ』と訓むのは、古意でないかもしれない。飯田武郷翁は日本書紀通釈において、夫木集の、 遠つ人、吉....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
て酒を飲むことであり、男ばかりで飲む酒は酒盛りとは謂わぬと記してある。私もこれが古意であろうと思う。例に引くのは憚りがあるが、朝家の晴の御式にも女性がこれに参加....