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古江
「古江〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古江の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
抽斎渋江道純は経史子集や医籍を渉猟して考証の書を著したばかりでなく、「古武鑑」や
古江戸図をも蒐集して、その考証の迹を手記して置いたのである。上野の図書館にある『....
「まかないの棒」より 著者:黒島伝治
。麦飯の弁当がこの上なくうまかった。 槽を使うのは、醤油屋の仕事に慣れた髯面の
古江という男がやった。京一は、いつも桃桶で諸味を汲む役をやらせられた。桃桶を使う....
「長崎の鐘」より 著者:永井隆
いわず、葉はみんなどこへ消えたのやら――さむざむと松脂《まつやに》が匂うばかり。
古江さんは道ノ尾から浦上へ帰る途であった。ちょうど兵器工場の前を自転車で走ってい....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
ることが出来なかったそうであります。 時平を神に祀ったというお社は、また下野の
古江村にもありました。これも隣りの黒袴という村に、菅公を祀った鎮守の社があって、....