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古版本
「古版本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古版本の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
の生れた時、迷庵はもう四十一歳になっていた。 迷庵は考証学者である。即ち経籍の
古版本、古抄本を捜り討めて、そのテクストを閲し、比較考勘する学派、クリチックをす....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、ここまで拝見しましたが」 と言ってお松は、雁皮紙刷《がんぴしず》りの一種異様な
古版本のある頁を開いて、駒井の方へ示しました。 「ははア――」 と駒井が、それに....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
る時に比較したことがあるか」「曽てなかった」「何故しないか」「理由は分らないが、
古版本をそのまま用いたのである」「それじゃいよいよそれがいいということを知ったら....
「西航日録」より 著者:井上円了
唯一事、紅毛女子解和言。 (ドックの足場の上は人の往来もしきりである。博物館には
古版本が保存されている。この地の驚くべき唯一のことは、紅毛の女子が日本語をよく解....