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「古語拾遺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古語拾遺の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
氏ある事疑わしと宣長は言ったが、そこがすなわち母系統で続ける氏もあった証拠で、『古語拾遺』に天鈿女命《あめのうずめのみこと》は〈猿女君の遠祖なり云々、今かの男女....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ぬき》琴平《ことひら》に多く畜《か》う(『郷土研究』二巻三号、三浦魯一氏報)、『古語拾遺』に、白鶏、白猪、白馬もて御歳《みとし》の神を祭ると見え、『塩尻』四に〈....
「日本民族」とは何ぞや」より 著者:喜田貞吉
、これを髣髴するをえる類のものも、またすこぶる多かったに相違ない。 斎部広成の古語拾遺に、「秦・漢・百済内附の民、各々万を以て計ふ。褒賞すべきに足れり。皆其の....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
りしたにしても、記録の行われる時代まで持ち越されて、『古事記』や『日本書紀』や『古語拾遺』やのうちに、二百あまりも書きとどめられたことは、私どもにとって得がたい....
穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
いるが、我国で牛を殺して神を祭ることが異国の風の移入とのみいうのはどうかと思う。古語拾遺に『大地主神、田を営るの日、牛の宍《しし》を田人に食はせ』たことや、さら....
山の人生」より 著者:柳田国男
お天津罪と国津罪との区別を認めているのです。国津罪とはしからば何を意味するか。『古語拾遺』には国津罪は国中人民犯すところの罪とのみ申してあるが、それではこれに対....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
波の古代植民地であったが故に、国の名を同じうするのであろうという説があり、また『古語拾遺』によれば、その天日鷲命が東国経営の際に、穀の木を栽えられた地方が今の下....
牛捨場馬捨場」より 著者:喜田貞吉
て皇軍を饗したと「日本書紀」にある。牛肉を肴として酒を飲んだものであろう。また「古語拾遺」には大地主神が、牛肉を以て田人に喰わしめたが為に、大年神の怒りにあった....