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古謡
「古謡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古謡の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
けて置いたなぞいうて、梁塵秘抄《りょうじんひしょう》そのほかの、稀《めず》らしい
古謡《こよう》の写し本をあまた取らせ、一ぱしその道の通のこととて、さまざま物語り....
「風に乗って来るコロポックル」より 著者:宮本百合子
を煎じては、その豊《とよ》坊のクサをたでてやりながら、昔|譚《ばなし》をしたり、
古謡を唱って聞せたりする。 大きな根っこから、ユラユラと立ち上る焔に、顔の半面....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ったような美少年も多く、南方先生「大内の小さ小舎人《ことねり》ててにや/\」てふ
古謡を臆《おも》い起し、寧楽《なら》・平安古宮廷の盛時を眼前に見る心地して、水ば....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
《やりしやりし》は多けれど 名古屋山三《なごやさんざ》は一の槍 というような、
古謡がはさまれている。 「殿様、お気に召しましたか」 これはしたり、自分の席の....
「えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
ランペ・ポン・チピ」(絹の小舟)とも呼ぶ.シンタは北海道の日常語では揺籠をさす.
古謡の中では,神々はこれに乗って天空を自由に駆けめぐるように述べられる. (18....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
で或る人の島々の民謡の事を書かれた中に、私の八丈風の新作の民謡が、昔からの八丈の
古謡として入れられてあったことです。向うで歌っていたので、生粋のしょめ節の唄と思....