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「古賢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古賢の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
善の研究」より 著者:西田幾多郎
我はない(実在第九精神の章を参看せよ)。天地同根万物一体である。印度《インド》の古賢はこれを「それは汝である」 Tat twam asi といい、パウロは「もは....
運命」より 著者:幸田露伴
らずして、貞※の貞とするの説無きにあらざるをや。伯夷量何ぞ隘きというに至っては、古賢の言に拠ると雖も、聖の清なる者に対して、忌憚無きも亦甚しというべし。其の擬古....
浮雲」より 著者:二葉亭四迷
」ト思ッて文三|屡々《しばしば》嘆息した。依《よっ》て至誠は天をも感ずるとか云う古賢《こげん》の格言を力にして、折さえ有れば力《つと》めて叔母の機嫌《きげん》を....
スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
いたのと、ほとんど全くおなじ言葉で述べたものである。この会には同市のオランダ人の古賢名士が多数出席した。話をした人は、快活な、むさ苦しいなりをした紳士風な老人で....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
者なく、寂寥たるありさまなり。左の二首はそのときの所感を写す。 遥訪車、老農猶守古賢廬、壁間留得林檎影、知是千秋不朽書。 (はるかにぽつんとある村を訪ねて、日暮....
日本文化の特殊性」より 著者:戸坂潤
践との統一は、当然この教えの必要不可欠な内容である。教化者相互の間には又、先生や古賢に学ぶという文化的支配伝承の特別な技術があるのである。そして注目すべきは今日....