叩き切る[語句情報] » 叩き切る

「叩き切る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

叩き切るの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
出ろ、外へ出ろ、只事《ただごと》じゃねえぞ、お姫様の祟《たた》りだ。さあ、帆柱を叩き切るんだ、帆柱を。斧を持って来い、斧を二三挺持って来い。それから、苫《とま》....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
ギラギラとすさまじい光を放ち、取りようによっては口ではあやまるが、聞かない時には叩き切るぞと、威嚇しているようにも思われた。 はたして嘉門にはそう思われたらし....
破れわらじ」より 著者:三好十郎
がカラカラと男のように笑う。 ナタで、板やヌキをしばってあるツタをストンストンと叩き切る音。手カギをガツと材木に打ち込んで引きよせる響。 それにつれてジャブ、ジ....