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叩き大工
「叩き大工〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
叩き大工の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「根岸お行の松 因果塚の由来」より 著者:三遊亭円朝
。そんなに持囃《もてはや》されて居りますが大芳さん少しも高慢な顔をしない。どんな
叩き大工が来ても、棟梁株のいゝ人達《てあい》が来てもおんなしように扱っているんで....
「日記」より 著者:宮本百合子
つく。 職人今日で皆相すみ、やっとさっぱりする。が仕事のやりぶりを見、やっぱり
叩き大工は一生
叩き大工で終るだけの心ほか持ち合わせないことを痛感した。自分の仕事....
「長吏名称考」より 著者:喜田貞吉
般の木材建築職人に及ぼし、それでもなお不足で、その頭分を棟梁と云い、はてはただの
叩き大工をもしばしば棟梁と呼ぶ様になった類、みなこれである。 因に云う。奈良の非人には長吏があった。非人頭である。....