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可もなく不可もな
「可もなく不可もな〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
可もなく不可もなの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草枕」より 著者:夏目漱石
しき力の銷磨《しょうま》しはせぬかとの憂《うれい》を離れたるのみならず、常の心の
可もなく不可もなき凡境をも脱却している。淡しとは単に捕《とら》え難しと云う意味で....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
、まことに凡庸で取るに足りないものになることは当然だろう。たしかに新八大政綱は、
可もなく不可もない(?)通り一遍のものと云わざるを得ないというのが、外見上の事実....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
見廻りのお役目としては、三べん廻って煙草にするという御定法通りですから、あえて
可もなく不可もないのですが、隠形の印を結んでいる眼前に、苦手《にがて》の御用聞に....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
どものように笑いながら眠った。自分の新しい苦しみのことはもはや考えていなかった。
可もなく不可もないことだ……。彼はそれに馴《な》れていた。 彼はなおコレットに....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
て、既に第一回の写真で重要な役を演じていられるらしいが、その評判は、まず、概して
可もなく不可もなく、というところだと聞いています。ミス・キャストだという批評、宣....
「新古細句銀座通」より 著者:岸田劉生
ではないから。しかし、富の平均と生活への不安の除去とは趣味の平均を来たし、つまり
可もなく不可もないものとなる事であろう。 かくて、趣味というものはどうしても資....