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可動橋
「可動橋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
可動橋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
立て……立って、おれについて来い」 脇窓 霧が流れるたびに、勝鬨《かちどき》の
可動橋の巨大な鉄骨の側面が、水に洗われるように見えたり隠れたりしている。霧が深い....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
と、雑多に積みあげられた商品や古物の間を、裾から火のついたように走り廻っている。
可動橋の歯車の音、船の汽笛、怒声に罵声、機重機の呻《うめ》き声、蒸気の噴出する音....