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可愛さ余って憎さが百倍
「可愛さ余って憎さが百倍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
可愛さ余って憎さが百倍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
て、 長「手前は全く千代に惚れたか」 權「え、惚れましたが、云う事を肯かねえから
可愛さ余って憎さが百倍、嫁に行く邪魔をして呉れようと、九月のお節句にはお道具が出....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
ア此処に私の刃物がある」 やま「あれ、脇差を持っておいでなすったね」 又「さア、
可愛さ余って憎さが百倍で殺す気に成るが、何うじゃア」 やま「これは面白い、はい、....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
るか! 忘恩の女郎!」 そういう澄江の態度によって、心中をも見抜いた陣十郎は、
可愛さ余って憎さが百倍! この心理に勃然として襲われ、いっそ未練の緒を断ってしま....