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可楽
「可楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
可楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「随筆 寄席囃子」より 著者:正岡容
《かもしたこうこ》画伯も「落語三人男」と題してほぼ私と同様の意見で文楽、志ん生、
可楽について論評されたが、その中の志ん生に関するくだりだけを引用してみよう。 ....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
論へと賛意を表した。客の中にも文化文政ごろからの生き残り爺さんがまだいて、初代の
可楽はどうのむらくはどうのと五月蠅《うるさ》いことを並べ立てる手合が少なくなかっ....
「随筆 寄席風俗」より 著者:正岡容
できていた、三月二十三日午前、下谷桜木町浄妙院。貞山・山陽・蘆洲・小さん・文楽・
可楽・志ん生・圓生・圓遊・左楽といったような講談師落語家がぐるりと居流れて合掌し....
「寄席行灯」より 著者:正岡容
いた頃に創作した落語家一流の即興舞踊とつたえられる。最近では近時没した両者崇拝の
可楽がよく記憶《おぼ》えていて歌いかつ踊った最後の一人だったろう。 突如、それ....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
たりというも全く過言でない。 現に私は記憶している、昭和八、九年のころ現三笑亭
可楽君(八代目)は某々紙上において自らの落語速記を、他の誰のであったか、全く別箇....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
爆笑同人には死んだ燕路、蝠丸(伸治の父)もいたが、出世頭は志ん生、今輔、圓歌、
可楽、三木助の五君であろう。モダン雑文家でムーランルージュの女優高輪芳子と心中未....