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「台数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

台数の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
水害雑録」より 著者:伊藤左千夫
もって多くの材料を求め走ったと聞いて、自分は更に恐怖心を高めた。 五寸|角の土台数十丁一寸|厚みの松板数十枚は時を移さず、牛舎に運ばれた。もちろん大工を呼ぶ暇....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
てのが有るのは、始めて知ったよ。驚いたネ」 「一般警報だというが、敵機の在処や、台数など、莫迦に詳しすぎるじゃないか。民衆には、敵機襲来すべしとだけアナウンスす....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
海上ハ波オダヤカニシテ、晴天ナレド雲アリ。空中二相当爆音ヲキクモ、飛行機ノ種別、台数ハ不明ナリ。彼ノ針路ハ西南西微西!……」 西南西微西といえば、ほとんど真西....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
省線に近いということだけで。黄バスの新橋行で大変便利して居りますが、それが半分に台数へっても、まだ助かりますから省線で。林町なんかおそろしいのよ、この頃は。上野....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
たかが推察されましたが、つまりは「光ほのか」は作為的であって失敗です。 省線の台数が減り、本数もへり、間が四分、八分、八分となるそうです。いよいよここはいいこ....
鴻ノ巣女房」より 著者:矢田津世子
積極性であった。しかし、願いは入れられなかった。事変後、製品の統制で現在は機械の台数も以前より少くなっている。総レースを織り出す特製のほうは昨年から使用を停止し....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
前中は、英国南端デボンシャー州の南岸に沿いて東走す。夜に入りて、フランス西岸の灯台数光に接見す。その光力の強きものは、雷時の電光を望むがごとし。ときどき汽船に逢....