台記[語句情報] » 台記

「台記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

台記の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
までなお非行を為《な》しける者なり、これ閨中に術あるに因ってなり。宇文士及が『粧台記』の序にも、〈春秋の初め、晋楚の諺あり、曰く夏姫道を得て鶏皮三たび少《わか》....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
ダンに追いまくられている以外の時間に甚しく退屈に苦しんだので、この時とばかりに「台記」だの「玉葉」というものをノートをとりながら読みはじめた。この種の本はいかに....
手長と足長」より 著者:喜田貞吉
、康平五年正月二十日条、 左近少将政長為。 小右記長徳二年八月条、 手長乎。台記仁平四年正月十四日条、 景良雖 玉海、仁安二年十二月九日条、 摂政・左府....
本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
》でぬべき所なれ』とて、土佐国から解纜したことが載せてある。藤原頼長の日記である台記の康治元年八月十八日の条に、権僧正覚宗の談として、同人が少年のとき紀州那智に....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
むつかしかったろう。しかしすばらしい富豪であったということが悪左府頼長の日記の『台記』にしるされている。だから山寺にこもっても世捨人の心を清くするための隠棲であ....