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史官
「史官〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
史官の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
、一行は皇帝の前に召出された。 「不思議のことがある」と、玄宗は言った。「太史(
史官)の奏上によると、昨夜は北斗七星が光りを隠したということである。それは何の祥....
「李陵」より 著者:中島敦
い》に遇《あ》ったからとて別に驚く者はない。 司馬氏は元《もと》周《しゅう》の
史官であった。後、晋《しん》に入り、秦《しん》に仕え、漢《かん》の代となってから....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
同行者は多く薩州人で、他に一、二の他藩人もいた。而して塾長の小牧善次郎氏はこれも
史官を拝命して陛下の御東幸に供奉することになったので、あとの塾は重野先生と三、四....
「三国志」より 著者:吉川英治
っているので、管輅が世の常のいわゆる売卜の徒でないことを早くも認めて、 「汝を太
史官に補して、つねに魏宮に置きたく思うが、どうだ、予に仕えないか」 と、心をひ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
甘露寺|左大弁藤長 一条ノ頭の中将行房 坊門の清忠 等々の殿上から、外記、
史官、医家、僧門、諸大夫の女房らにいたるまでの総移動も同時となったものだった。 ....