史生[語句情報] »
史生
「史生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
史生の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
いというので、足を擂木《すりこぎ》に駈廻《かけまわ》ッて辛《から》くして静岡藩の
史生に住込み、ヤレ嬉《うれ》しやと言ッたところが腰弁当の境界《きょうがい》、なか....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
て、津軽家に薦めて足軽にしてもらった。その子甲子蔵は才学があるので、藩の公用局の
史生に任用せられていたのである。 弘前から旅立つものは、石川駅まで駕籠で来て、....
「映画の語る現実」より 著者:宮本百合子
大地」はたしかに昨今の傑出した映画の一である。「大地」を製作させる今日の中国の歴
史生活の意味を感じさせる作品である。近衛秀麿氏の言う如く単なる宣伝映画ではないの....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
の明治三年は朝廷から再度の藩制の改革があって、これまでの大少参事の外、大属少属、
史生、庁掌、を置かれて、なお、藩知事の職権も制限せられ、或る事件以上は一々朝廷の....