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史談
「史談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
史談の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
、崔は内心疑いながらも、その話がおもしろいのに心を惹かされて、さらに漢魏時代の歴
史談に移ると、女の言うことは一々史実に符合しているので、崔はいよいよ驚かされた。....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
これはどうやら歴史上から見ても、真実のことのように思われる。その証拠には近古
史談に次のような史詩が掲載されてある。 驚倒す暗中銃丸跳るを、野田城上|笛声寒し....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
分であったためか、内藤家の遺族が熊本藩にも幾人か仕えているらしい。そこで私が最近
史談会の幹事を同じく勤めている関係から、熊本人の北野直壮氏に調べてもらったが、熊....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
来りぬ。一会を催して別れたるは夜半近かりけん。誠に面白き一日なりけり。きょうは歴
史談など面白く読み居る最中に医師は来りしなり。 僂麻質斯にあらぬことは僕もほぼ....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
鏡”やその他の史実に拠った。――その日、私たちのために案内の労をとってくれた足利
史談会の須永弘氏は、高氏の京都出生説をのべていたが、それとて確証はないのである。....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
これ、史料漁りなどもやってみている。 牢固としてうごかし難しい庶民の持った庶民
史談というものもある。そういう楽しき庶民の所産に、私もあえて歯科医の整形手術みた....