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右中弁
「右中弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
右中弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
ところでございますが、女御さん方の実家の人たちがそれぞれ行きます中に、四位少将、
右中弁などが御前から下がって来てついて行きますのが弘徽殿の実家の方々だと見受けま....
「源氏物語」より 著者:紫式部
入道の宮へ時おりの敬意を表しにまいることを怠らないのであった。この家の左近中将、
右中弁、侍従なども大臣の供をして出て行った。大臣の率いて行く人数にも勢力の強大さ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
宝字二年春正月三日、孝謙天皇、王臣等を召して玉箒を賜い肆宴をきこしめした。その時
右中弁大伴家持の作った歌である。正月三日(丙子)は即ち初子の日に当ったから「初子....
「法然行伝」より 著者:中里介山
によりてこれをおこなえ。 承元元年十二月八日符到奉行 左大史小槻宿禰 権
右中弁藤原朝臣 勅免があったとはいえ、まだ都のうちに出入をすることは赦《ゆる》....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
沓取には大舎人の信連がひかえ、廊の立礼には、葉室ノ前大納言|長隆、頭ノ中将宗兼、
右中弁正経などのすがたが見えた。宮は、黙然お通りあって、そのまままッすぐに殿上の....