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右党
「右党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
右党の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地図に出てくる男女」より 著者:吉行エイスケ
の設置が提議され、俺はその委員に名を連ねたのだ。国民政府に於て左党の政策の欠如が
右党に幸して、彼等は尨大《ぼうだい》な小ブルジョワを党に獲得し、南方の多くのブル....
「襟」より 著者:ディモフオシップ
、議長席がある。鐸がある。水を入れた瓶がある。そこらも国のと違っていない。おれは
右党の席を一しょう懸命注意して見た。 そしてこう決心した。「どうもこいつの方が....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
れていた。ピエー氏は王政を強固にせんがための集会をテレーズ街四番地に立てていた。
右党の領袖《りょうしゅう》らは重大な問題のたびごとに言った、「バコーに書き送らな....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
っていた、ティボール・デュ・シャラール氏、ルマルシャン・ド・ゴミクール氏、および
右党で名高い嘲笑者《ちょうしょうしゃ》のコルネー・ダンクール氏など。大法官フェル....
「新しき世界の為めの新しき芸術」より 著者:大杉栄
民衆を。容赦のない労働や貧窮に蹂みにじられないひまのある民衆を。有らゆる迷信や、
右党若しくは左党の狂信に惑わされない民衆を。自分の主人たる、そして、目下行われつ....
「世界の裏」より 著者:国枝史郎
、四人の男女がいた。公爵その人と、ドミトリー大公と、大公の愛人の踊子のカロリと、
右党の闘将ブリスケウィッチとであった。いずれもラスプーチン排撃の急先鋒であった。....