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「右兵衛尉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

右兵衛尉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
したくなる。然し氏郷という重石《おもし》は可なり重そうである。氏郷は白河をば関|右兵衛尉《うひょうえのじょう》、須賀川をば田丸|中務少輔《なかつかさしょうゆう》....
紫大納言」より 著者:坂口安吾
そのころ、左京太夫|致忠の四男に、藤原の保輔という横ざまな男があった。甥にあたる右兵衛尉斉明という若者を語らって、徒党をあつめ、盗賊の首領となった。伊勢の国鈴鹿....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ともいった。徳大寺家の家人で、俵藤太秀郷の子孫だというが、家柄はあまり高くなく、右兵衛尉に任じた。恐らく一生つとめても五位の昇殿、国守になる位で、四位はなかなか....