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右利き
「右利き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
右利きの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山羊髯編輯長」より 著者:夢野久作
の血の痕跡と、上り框の関係を見較べた。 被害者の右脇に在る鉄槌を右手で(犯人を
右利きと仮定して)取上げて、老爺の頭を喰らわせるのに都合のいい位置を考え考え、上....
「琥珀のパイプ」より 著者:甲賀三郎
剥いたのが左利き、襖を突いたのが左利き、女を刺したのが左利き、然し男を殺したのは
右利きです」 検事も刑事も私も、いや満座の人が、半ば茫然として、この青年がさし....
「カンカン虫殺人事件」より 著者:大阪圭吉
|敷い話だ。そこで僕は、先程|此処を出ると早速山田源之助の遺族を訪ねて、源之助が
右利きであった事を確めて見た。ところが其処で一層都合の良い事には、喜三郎と源之助....
「現場の写真」より 著者:小酒井不木
と、俊夫君は、勝ち誇ったような態度で言いました。 「おっしゃるとおり、もし犯人が
右利きならば、心臓部を刺すのはおかしいです。ですから、僕は心臓部が刺され、しかも....