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右府
「右府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
右府の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「俊寛」より 著者:菊池寛
、夜を徹して俊寛に帰洛を勧めた。平家に対する謀反の第一番であるだけに、鎌倉にある
右府どのが、僧都の御身の上を決して疎かには思うまいといった。 俊寛は、平家一門....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
ここに至りてはじめて民間に強大の反対党を有したり。しかれどもこの分離がむしろ岩倉
右府一派の希望に合したることは爾後の政策を見て推知するに足る。彼らは欧米回覧にお....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の川が昔の合戦で有名な姉川か。 更にその立札に曰《いわ》く、 「元亀元年織田
右府公浅井朝倉退治の時神祖御着陣の処」 ははあ、そうか、太閤記の講釈で聞いて....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
師としては兼載のごとき、また延徳ごろに周防に往復している。連歌師のみならず龍翔院
右府公敦のごときを始めとして公家等のたよって行ったのもある。『平家』を語る琵琶法....
「巷説享保図絵」より 著者:林不忘
朝《みなもとのさねとも》の墓碑があった。碑面には、金剛寺殿《こんごうじでん》鎌倉
右府将軍《かまくらうふしょうぐん》実朝公《さねともこう》大禅定門《だいぜんじょう....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
えて、「吉記」安元二年(高倉天皇朝)四月二十二日条に、賀茂祭の行列の状を記して、
右府生紀 兼康 左府生大江経弘 右志 中原重成 左志 安倍資成 清原季光 ....