右近衛府[語句情報] »
右近衛府
「右近衛府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
右近衛府の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
命婦が御報告した故人の家のことをなお帝は想像あそばしながら起きておいでになった。
右近衛府《うこんえふ》の士官が宿直者の名を披露《ひろう》するのをもってすれば午前....
「源氏物語」より 著者:紫式部
になろうとするのであった。源氏の二種の香はこの時になってはじめて取り寄せられた。
右近衛府の溝川のあたりにうずめるということに代えて、西の渡殿の下から流れて出る園....
「源氏物語」より 著者:紫式部
秘めてきた苦しい思いだけでもおささやきしたいと思った大将は、従者を呼ぶと、もとは
右近衛府の将監であって、五位になった男が出て来た。大将は近く招いて、 「こちらへ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ばされたが、大将もりっぱであったし、宮もきわめてごりっぱなお姿と見えた。この日は
右近衛府の下僚の招宴をして纏頭を出すならわしであったから、自邸でとは言っていたが....
「源氏物語」より 著者:紫式部
のであると浮舟を悲しんだ。あの常陸守の子で仕官していたのは蔵人にしてやり、自身の
右近衛府の将監をも兼ねさせてやった。まだ童形でいる者の中できれいな顔の子を手もと....