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右馬寮
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右馬寮の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
士、厩の神を知りたる人少なしとて、『諸社根元記』と『扶桑略記』より延喜天徳頃|左
右馬寮《さうまりょう》に坐せし、生馬の神、保馬の神を挙げ、『書紀』の保食神《うけ....
「ほととぎす」より 著者:堀辰雄
いと見え、いそいそとして其処此処御礼まわりなどに歩いていたが、その寮《つかさ》(
右馬寮)の長官が丁度道綱には叔父にあたる御方なので、其処へも或日お伺いすると、ま....
「源氏物語」より 著者:紫式部
い準備ができていた。午前十時に行幸があって、初めに馬場殿へ入御になった。左馬寮、
右馬寮の馬が前庭に並べられ、左近衛、右近衛の武官がそれに添って列立した形は五月の....
「源氏物語」より 著者:紫式部
なっていたため今日の式のはなやかさはすぐれたものに思われた。四十匹の馬が左馬寮、
右馬寮、六衛府の官人らによって次々に引かれて出た。おそれ多いお贈り物である。その....