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「号車〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

号車の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三十年後の世界」より 著者:海野十三
をのこして、九台が出かけるように命令されている。正吉少年が乗りこんだ装甲車は、一号車であった。いよいよ出かけるときになって、隊長マルモ・ケン氏が乗りこんだ。この....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
「はい、よろしい。一等前の十三号という自動車に乗って下さい」 という。 「十三号車とは、いい番号じゃないね」 「そうです。あまり使いたくない車ですが、今夜は一....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
午前九時十五分発ですね」 「気をつけていらっしゃい。こういうとき、あたしなら十三号車に乗りますわ。こういう時節のわるいときには、わるい番号の車に乗ると反って魔よ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
は克ちゃんがプラットフォームまで出ていて、お茶や弁当の世話をしてくれました。(四号車で前部なので、なかなかまわって来ないので)克ちゃん、出羽さんにいたときよりは....
鉄の規律」より 著者:平林初之輔
待ち、深井が「こらっ」と合図すると同時に運転手台にとび乗りて運転をはじめ、九十六号車を目がけて、自らも死を賭して衝突し、その間に深井は直ちに現場へかけつけて目的....