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司空
「司空〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
司空の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「狐と狸」より 著者:田中貢太郎
燕の恵王の墓の上に、一疋の狐と一疋の狸が棲んでいた。二疋とも千余年を経た妖獣であったが、晋の
司空張華の博学多才であることを知って、それをへこますつもりで、少年書生に化けて、....
「老犬の怪」より 著者:田中貢太郎
漢の時、東華郡の陳
司空が死んで葬っておくと、一年ばかりして不意に家へ帰ってきた。そして、家内の者に....
「弟子」より 著者:中島敦
》ましてこうした壮語を弄《ろう》したので、定公はますます驚いた。彼は直ちに孔子を
司空に挙げ、続いて大司寇《だいしこう》に進めて宰相《さいしょう》の事をも兼《か》....
「連環記」より 著者:幸田露伴
た。長短高下をとかく申さで、おのずから其詩品を有りのままに申したる、まことに唐の
司空図が詩品にも優りて、いみじくも美わしく御答え申したと、親王も御感あり、当時の....
「三国志」より 著者:吉川英治
代るに、趙忠を車騎将軍に任命した。 また、張譲その他の内官十三人を列侯に封じ、
司空張温を大尉に昇せたりしたので、そういう機運に乗った者は、十常侍に媚びおもねっ....
「三国志」より 著者:吉川英治
て来た。 「おい。ちょっと起て」 呂布の腕が伸びた。 酒宴の上席のほうにいた
司空張温の髻を、いきなりひッ掴んだのである。 「あッ、な、なにを」 張温の席が....
「三国志」より 著者:吉川英治
。 荀※は、侍中尚書令。 荀攸は軍師に。 郭嘉は、司馬祭酒に。 劉曄は、
司空曹掾に。 催督は、銭料使に。 夏侯惇、夏侯淵、曹仁、曹洪など直臣中の直臣....