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合囲
「合囲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
合囲の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
捕えて入貢す、故に打ち捕るを事とするは皆南郷の人、旬日村老一人来り告ぐ、三百余人
合囲して一小黒猿を独嶺上に得、もし二百人を益し、ことごとく嶺木を伐らば、すなわち....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
苦悶を愈さんとすれば、生憎《あやにく》に他の苦悶来り、妾《しょう》や今実に苦悶の
合囲《ごうい》の内にあるなり。されば、この書を著《あらわ》すは、素《もと》よりこ....
「失うた帳面を記憶力で書き復した人」より 著者:南方熊楠
強記なり。たちまち染人が、歳ごとに染むるところの綾帛の尋丈尺寸を籍して簿となし、
合囲するに遇う。諫、泛覧してことごとくこれを記す。州県の籍帳、すべて一閲するとこ....