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「合目的的〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

合目的的の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
いき」は茶屋建築に求めてゆかなければならぬが、まず茶屋建築の内部空間および外形の合目的的形成について考えてみる。およそ異性的特殊性の基礎は原本的意味においては多....
絶対矛盾的自己同一」より 著者:西田幾多郎
られる世界ではない。爾考えるならば、世界は同じ世界の繰返しに過ぎない。またそれを合目的的世界として全体的一の発展と考えることもできない。もし然らば、個物と個物と....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
ことが出来る。之は生命が形態――この機械的なるもの――に支配されずに、それ特有の合目的的機能を備えている所以でなくてはならない。 有機体はであるから、決して、....
辞典」より 著者:戸坂潤
見ても全体(総体)への関係を含まないものはない、その意味で部分は常に全体に対して合目的的な意味を有っている。だから精神科学の対象たるこの歴史的・社会的生は、分脚....
アフリカの文化」より 著者:和辻哲郎
パにおけるよりも千年も古いのである。 「アフリカ的なるもの」は、要約して言えば、合目的的、峻厳、構造的である。この特徴はニグロ・アフリカのあらゆる文化産物に現わ....