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吉備真備
「吉備真備〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吉備真備の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本上古の硬外交」より 著者:国枝史郎
寵用し、帰化させ、老年に及ぶや光禄太夫の大官に昇らせた如きもその例の一つであり、
吉備真備、弘法大師等の学者名僧が唐土に於て彼地の碩学や高僧等をその博覧強識に由っ....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
り文部卿になり日本の法政、軍政、文政、大学の全般をことごとく整備したともいうべき
吉備真備が乗っている、留学の帰路である。それと同時に興福寺から送られた留学生の中....
「道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
て君と為す未だかつてこれあらざるなり」との正論とは矛盾しない。しかし当時の右大臣
吉備真備の如きも、称徳天皇崩御の後において、天武天皇の皇孫で、既に臣籍(註三)に....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
少なくとも優秀な少数者においては、さほど幼稚であったとは思えない。仲麿と同道した
吉備真備や僧|玄※という伝説は、彼の製作動機について一つの暗示を投げている。その....