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「吉光〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

吉光の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
子《くさりかたびら》に筋金《すじがね》の入りたる鉢巻をして、藤四郎《とうしろう》吉光《よしみつ》の一刀に關《せき》の兼元《かねもと》の無銘摺《むめいす》り上げの....
姉川合戦」より 著者:菊池寛
是非介働き殊に勝れ候て三人共に権現様より御感状下され候。渡辺金太夫は、感状の上に吉光の御腰物下され候事也」とある。この小笠原は、小田原の時亡んだ。恐らく現在の小....
山崎合戦」より 著者:菊池寛
にまで残さないでよかったのであろうが、順慶の立場は可なり困難な立場であったし、秀吉光秀の勝敗も、後世の我々が考えるように簡単に見通しのつくものではなかったに違い....
怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
ら、時々少々ずつ小遣をくれゝばいゝ、それから外に何もお前に譲る物はないが、藤四郎吉光の脇差が有る、拵えは野暮だが、それだけは私の家に付いた物だからお前に譲る積り....
モンアサクサ」より 著者:坂口安吾
に一流の矜持が隠されているようになれば、浅草はおのずから復興する。淀橋太郎とか有吉光也とかみんな素質ある脚本家であり、森川信なども野心満々たる男であるから、新風....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
くか、好みの見当がつかなかったのである。てんで分らねえや、と云って、淀橋太郎と有吉光也が渋面を寄せてションボリしていたものだが脚本家にとって、お客の好みが分らな....