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吉林
「吉林〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吉林の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「安重根」より 著者:谷譲次
行、東清鉄道副総裁ウェンツェリ、同鉄道長官ホルワット少将、交渉局長ダニエル、清国
吉林外交部の大官、ハルビン市長ベルグなどがいる。ボンネットの夫人連も混っている。....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
を経て、難波の津に向う勃海使の乗船であった。勃海国というのはその時分、今の満洲の
吉林辺にあった独立国で、時々こうして日本に貢物を持って来た事が正史にも載っている....
「幸福な家庭」より 著者:井上紅梅
それでは、どこがいいだろうかな? 湖南も戦争だ。大連はやはり家賃が高い。察哈爾、
吉林、黒竜江は――、馬賊が出るというし、こいつもいけない!……」そこで、いくら考....
「上海」より 著者:横光利一
生彩を放って迫って来た。 フィリッピン材何物ぞ。鴨緑江材何者ぞ。浦塩であろうと
吉林であろうと、何するものぞ。―― こう思ってパーテルへ這入ると、休んだ煽風器....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
河本大佐はその直前転出し、板垣征四郎大佐が着任したばかりであった。奉天の秦少将、
吉林の林大八大佐らがいたように覚えている。この会議はすこぶる重大意義を持つに至っ....