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吉水院
「吉水院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
、甚しく乏しい量で、後ダイゴ天皇の御製に、枕の下に水くぐる音、とあるが、なるほど
吉水院の門前の家には竹のトヨで山腹から清水をひいてチョロ/\流れているのを現に用....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
くない物悲しい笛の音だろう。笛を吹いているのは六名のお爺さんであった。 吉野の
吉水院に後醍醐天皇御愛用のコマ笛があったが、それは色々と飾りのついた笛で、第一木....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
か。 吉野に開かれた南朝の政府は、さしあたって、後醍醐のおはいりになった山上の
吉水院をあてて、そのまま、 吉野朝廷 としていた。 そこは、蔵王堂の供僧坊....