吉祥果[語句情報] »
吉祥果
「吉祥果〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吉祥果の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
着くであろう。一番上りのものには、瑪瑙の莢に、紅宝玉の実を装った、あの造りものの
吉祥果を遣る。絵は直ぐに間に合ぬ。この室を五十三に割って双六の目に合せて、一人ず....
「七宝の柱」より 著者:泉鏡花
古像が架に据えて数々ある。 みどり児を、片袖で胸に抱いて、御顔を少し仰向けに、
吉祥果の枝を肩に振掛け、裳をひらりと、片足を軽く挙げて、――いいぐさは拙いが、舞....