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吉辰
「吉辰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吉辰の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
わせていたことである。かねてこの縁談の仲にはいってくれた人が伊那の谷から見えて、
吉辰良日のことにつき前もって相談のあったおりに、青山の家としては来たる九月のうち....
「道標」より 著者:宮本百合子
われわれ外国行につき、和一郎と小枝の法律上の手続が必要になったから、来月十四日を
吉辰として挙式のことに決定。母親のこころは、はかりしれない慈愛をもってこの若い二....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
て住職となり、寺号を青黛山如月寺と名付く。すなはち翌延宝六年|戊午二月二十一日の
吉辰を卜して往生講式七門の説法を講じ、浄土三部経を読誦して七日に亘る大供養|大施....