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「吉野作造〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

吉野作造の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二つの庭」より 著者:宮本百合子
野にも生れて来ていて、伸子はその字を賑やかに新聞や雑誌の上で見ていた。何年か前、吉野作造が帝大主催の講演会で、サン・シモンとフーリエの話をしたことがあった。その....
生活の道より」より 著者:宮本百合子
私にそのような十数年以前のことを、おのずから思い出させた。そして長谷川如是閑氏や吉野作造氏の序文がついていることから、当時は全くわからなかったが、その井口という....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
に意味ふかい偶然であったとだけ云うべきであろうか。 欧州大戦三年目の日本では、吉野作造がデモクラシーを唱え一般に強い反響をよびおこしていたが、『新社会』による....
日本の青春」より 著者:宮本百合子
個人主義」という講題の古めかしさも、そのころの日本の思想のありかたを示している。吉野作造がデモクラシーを唱え、文学ではホイットマンの「草の葉」などが注目されはじ....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
上ってはいなかった。大戦以後、自由主義思想が勢力を有ったと見られ得たのは、僅かに吉野作造氏等によるデモクラシー運動位のものだったが、それもマルクス主義の駸々たる....
読書遍歴」より 著者:三木清
谷川如是閑、大山郁夫氏らの『我等』が創刊されている。主として『中央公論』によった吉野作造博士の活動が注目された。これらの雑誌は私も毎月見ていたので、ある大きな波....