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同一轍
「同一轍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
同一轍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
四種の分子ありといえども、その三種は時の政府に反対して民権を主張したるはすなわち
同一轍なりしというべし。他の一種といえどもあえて明らかに政府の弁護者と称せられた....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
浜の真砂のそれならなくに目当ばかりたくさんあって星のなかからほしを指せというのと
同一轍、洒落にはなろうが、さて骨だ。夜更けて帰宅《かえ》る金貸し老爺、何しに町筋....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
両国界の朝日岳に、有峰の西に峙つ東笠西笠の別称である鯉鮒山を越中沢岳に擬したのと
同一轍に陥ったもので、陸測五万黒部図幅の駒ヶ岳即ち滝倉谷の上に聳えている二千二米....