同値[語句情報] » 同値

「同値〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

同値の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
縮図」より 著者:徳田秋声
コンパクトとか下駄とか、珍しく見立てて買ってくれるかと思うと、決まってそれとほぼ同値の、またはそれより少し優しの類似の品を一緒に買うのであった。もちろんそれは妻....
火山の名について」より 著者:寺田寅彦
= 2 なる代わりに N = 14 となるので R = 10.3 でやはりほぼ同値となる。いずれにしても偶然の場合とは桁数がちがって多い。この場合でも一般の日....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
――この 〔Konfiguralita:t〕 はとりも直さず、歴史的時間が性格と同値であることを云い表わしているに外ならない。元来性格それ自身が、上属性格に関し....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
spektive Bedeutung と呼ぶ)とを区別しなければならない。両者が同値であれば、即ち発展の可能性が、直ちに其の儘、一義的に実現され得るならば、夫が....
現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
い」 とクビをたゝいた。 「六万五千石とみて、尺以下一石八百円、これはマル公と同値じゃ。五千二百万円だろう。これを三千万円で売ってやる。その代り、これ以下には....
料理の秘訣」より 著者:北大路魯山人
、酢、おしなべて大した値違いはない。こんな日用のお惣菜でも目の利く、味の分る者は同値でいて、美味いものを食う。塩じゃけひと切れでも、大根一本でも、質のよしあしを....